2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和史の20年からの教訓

歴史から何を学ぶか。半藤さんは歴史を正しくきちんと学べば「将来に大きな教訓を投げかけてくれる。反省の材料も提供してくれる。日本人の精神構造の欠点も示してくれる。同じ過ちを繰り返さないということが学べる」と語る。 そして、昭和史の20年から示さ…

五・一五事件の意味

半藤さんは語る。 五・一五事件が起きてから、陸軍・海軍も含め軍部に逆らうと命が危ないと感じた人は多く、マスコミも右へならへをしていった。 昭和7年5月15日に、犬養毅首相が射殺され明治以来の政党政治が息の根を止められ、斎藤実海軍大将が首相になり…

半藤さんは語る

軍隊を持たなかった明治新政府が、薩長土三藩による御親兵(後の近衛兵)を明治4年2月創設し、その力を背景に同年7月「廃藩置県」を断行。 同年11月には総勢百名を越える岩倉遣米欧使節団を派遣。新政府は空っぽ状態に。使節団が二年後に帰ってくるまでの…

半藤さんの昭和史

三度、半藤氏の本(語り)について 半藤さんは、1865年(慶応元年)を日本の開国とし、新しい国づくりが始まり、日清・日露戦争を通じて近代国家として認められるまで40年かかり、その後40年で滅ぼしてしまったのが1945年(昭和20年)としている。 そして、…

薩長対賊軍

廃藩置県が行われたのが、明治四年のこと。 261の藩は、三府三百二県に改められた。朝敵だった藩は、その名前さえ名乗らせてもらえなかった。西軍の東軍差別はその後も昭和の時代まで続き、対米英戦争時に陸海軍の中枢にいたのは、薩摩、長州、土佐出身の人…

錦の御旗

慶応四年(1868)1月のこと。 鳥羽伏見の戦い。幕府側の軍勢一万五千、対する薩摩、長州、土佐などは長州の主力が到着していないので五千足らず。薩摩軍が二十門の大砲を持っていたとしても、圧倒的に幕府側は有利。 しかし、錦の御旗が効を奏したのか、徳川…

土日千円の高速は

岩手の江刺まで、稲刈りの準備の手伝いをしての帰り道だが、高速千円の影響で渋滞が発生している。 これまでと違う様子は姫ドライバーとバイクが増え、遠方ナンバーの車が増えたこと。 岩手産の枝豆とカボチャがバッグに入っている。ビールが楽しみだ。

文久2年

英国公使館が長州の下級武士によって焼き討ちされたのが、文久2年12月のこと。 下手人は高杉晋作、久坂玄端、伊藤俊輔、志道聞多(井上馨)、品川弥二郎など12人。 集まった遊郭に丸めた火薬玉を忘れたまま出動。焼き討ちはうまくいったものの、忘れた火…

司馬遼は

半藤氏の「幕末史」を読むと、司馬遼太郎はありもしないことや、あったことをないように書く人であったらしいことがわかる。 山ほどの資料を金に飽かせて集めておきながら、そういうことを平気でするような遼太郎という作家の本は嘘があるから読まないほうが…

維新

半藤氏の「幕末史」に、「上からは明治だなどといふけれど、治まるめい(明)と下からは読む」と当時は狂歌にうたわれていたとある。 いつ頃から「維新」と言うようになったのだろう? その答えは、明治2年9月、薩長土肥の連中への論功行賞を贈った時のこと…

半藤さん2

この本(幕末史)が売れた秘密がきっとあるのだろう。 それが以外なことに書いたのではなく、聴衆を相手にお話したことにあると私は思っている。 帯に「語り下ろした。」とある。

半藤さん

半藤一利という作家がいて、これはHANDOU KAZUTOSHIと読むらしく、本名かペンネームかは知らないが、ベストセラー「昭和史」という本を書いたそうで、そのお方が「幕末史」という本を昨年暮れに出版したという話をどこかで聞き、市の図書館に申し込んだとこ…

ほやって

ほやって漢字では「海鞘」と書くそうだが、これを肴に日本酒をチビチビと飲むのはのん兵衛には何とも言えず堪らないものだ。 その昔、初めて食べたときはどうにも馴染めず、一切れのホヤを持て余したものだが、今はこれさえあれば他には何もいらないほど好き…

ロダンにユトリロ

歩いて30分ほどの近くに、西山美術館なるものがあり、ロダンとユトリロが鑑賞できる。 ご町内の皆さんと鶴見川べりを散歩して、美術鑑賞をしてきた。 学芸員の方が丁寧に説明をしてくれた。http://www.2480.jp/museum/index.html 14歳でアルコール中毒にな…

ホームラン2本

昨晩はKスタ宮城で野球観戦だ。マー君は3回までは三振を取り順調だったが、2本のホームランを打たれ4失点。彼の150キロの速球を期待したのだが、max147キロで、7回には降板してしまった。 打線が全く振るわず、完封負け。監督は「雨降らないかなー」とのコ…

新鮮な魚

なにが「どんより」というかだが、仙台は朝から霧雨がふり、1日どんよりとくもっている。 こんな日にナイターなど観戦に行くと、風邪をひいてしまうかな?でもマー君のビッチングも見たいしなー…。 北の都・仙台はヒンヤリしている。 新鮮な魚が美味い。秋…

田圃は…

仙台向かう「はやて」の車中から見える田圃は穂が黄金色に変わろうとしている。 一週前の掛川では稲刈りをしている姿を見た。 日本という国の奥深さをしみじみと感じて、民主が大勝してもそう急には世の中は変わるものではないと思っている。 東北新幹線が開…

爽やかな9月

今日から9月。台風が過ぎて、爽やかな天気になった。 民主大勝の後がこの爽やかさと同じような社会・経済になると良いのだが、過剰な期待はせず、ケネディの就任演説ではないが、一人一人が何をすべきかを考える方が良いのでは? 祖父・一郎のような狡猾さが…