維新

 半藤氏の「幕末史」に、「上からは明治だなどといふけれど、治まるめい(明)と下からは読む」と当時は狂歌にうたわれていたとある。 いつ頃から「維新」と言うようになったのだろう?
 その答えは、明治2年9月、薩長土肥の連中への論功行賞を贈った時のことだそうだ。
 でも誰も維新とは言わず、「御一新」で通っていたらしい。