山口巖さんを偲ぶ会

 去る9月18日、94歳で逝去された元JA全中専務・山口巖さんを偲ぶ会が行われた。

 通称「ガンさん」と仕事をしたことのある人々が集った。
 ガンさんは「緑の旗の下に」、百姓をいじめると国は滅びるという言葉の下に輝ける「団体屋」を自称して活躍された。
 役職員はオルガナイザーであれと常々言われていた。

 「自然はおいしい」、「成分無調整」の旗印を掲げて本物の牛乳を消費者へ届ける道を拓いた人だ。

 今の団体の置かれている状態をガンさんなら…。
 ガンさんが生きていたら…、どういう道筋をつけたんだろう、などと考えながら彼と飲んだ日々を思い出し、会社とは違う理念を持つ団体=協同組合の将来に想いを馳せたひと時だった。合掌。