自由民権カレッジ

 今日は自由民権カレッジの日。
 自由民権資料館は緑におおわれている。新緑が綺麗だ。

 今日読み合わせした資料は小野路村・名主 小島鹿之助の「武相村々繭糸買〆候もの有之哉之儀風聞探索書扣(文久2年6月)」というものだった。
 文久2年と言えば薩摩の島津久光が上洛し、寺田屋騒動、生麦事件などの世相定かならない頃のこと。北米では南北戦争の最中。
 繭糸の価格が高騰して、買占めに走る商人がいないかという関東取締役の問い合わせに答えたものだ。
 養蚕のことを知っている人の話を織り交ぜながら、2時間があっという間だった。151年前の人の書いたものを読み解くのには中々苦労するが、面白いものだ。