久し振りの雨

 多摩南部は朝から久し振りに雨が降り、酷暑はしばしお休みと言うわけで、今日は東京オペラシティへ。
 東京オペラシティ「武満メモリアル」ホール開館15周年記念公演が行われる。
 フェデリコ・モンポウ(Federico Mompou)の作品が披露される。チラシはこちら⇒

 村治佳織、遠藤真理がどんな演奏を披露してくれるのか楽しみだ。オルガン独奏もあるという。

 モンポウについては、こちらのブログ⇒http://green.ap.teacup.com/sizen/(検索に「モンポウ」と入力)に少し書いてあるので、暇な人はどうぞ。

 さて、雨も上がった。
 で、新宿までは先ずバスに乗る。予定のバスには乗り遅れ、次に乗る小田急は事故かなにかで遅延が発生していた。
 開演には間に合う予定だったが、そんなこんなで、結局第1部の村治佳織のギターを聴くことができなかった。
 が、佳織嬢は演奏後にけな気にも進行役をしていたのでその美形を拝むことができたのはラッキーと言うべきか。

 このプログラムの中で感動的だったのは、第2部の「魂の歌」だ。
 スペイン語なので意味は分からないのだが、その音楽の美しさにわが魂が震え、涙が出るほどだった。
 ソプラノの幸田浩子も美しかった。
 これがモンポウの音楽の真髄と思ったしだいで、タケミツメモリアルホールには最適のプログラムが組まれていた。
 久しぶりに美しい音楽を堪能し幸せな一時を過ごした。