十二人の怒れる男

 という映画があった。名画の一つと言って良いだろう。
 1959年製作、脚本レジナルド・ローズ、監督シドニー・ルメット。脚本のローズの陪審員体験に基づいたドラマ。
 ニューヨークの法廷がその舞台だ。12人の陪審員が、少年がナイフで父を刺殺した事件の有罪か無罪かを評決する。全員一致でなければ有罪・無罪を言い渡せない決まりだ。そしてこの当時は殺人事件は有罪なら死刑。
 第1回の評決は11対1で有罪。無罪とした第8番陪審員は、有罪かもしれないが不審な点があるので1時間は審議したいという。疑わしい点を一つ一つ再検証することを要求していく№8。
 特徴のあるナイフだというがどこにでもあるナイフである事がわかる。
 2回目の評決では10対2となる。
 さて、続きはここに ⇒http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/12ANGRY%20MEN.htm

 この映画から私たちは「会議」がどう進むのかを学ぶことが出来る。
 本来会議はどう進むかわからないもので、会議における発言には、その会議の中味の発言と、会議の進め方についての発言がある。
 客観的に会議の進み具合を見ることによって、会議は三人寄れば文殊の知恵を生むことにもなる。