終戦?

 何事も始めがあれば終わりがあるもので、戦争も同様だ。
 しかし始めた戦争は勝つか負けなければ終わりは来ない。
 それをなんとなく「終わった」ように言う「終戦」って、どうにも馴染めないのはワシだけだろうか?
 あの戦争は負けたから終わったので、戦争を始めた人達の責任を忘れないためにも、明日は「敗戦」の日とするべきだと思うが如何?
 先の天皇は戦争責任を問われて「そういう文学的なことには答えられない」と言った。
 あの戦争で多くの人達が戦死したり傷ついた。では陛下の赤子として死んだのは「文学」の世界のことだとでも言うのか?